2013年4月5日金曜日

極私的コンシューマゲームセレクション:第23回「アサシン クリード」_2

。主人公はアルタイルだっていうのに。  ゲームの舞台となるのは1191年の中近枻牵?次十字軍の遠征で聖地エルサレムを中心とする一帯は大混乱に陥っている。主人公は「アサシン教団」所属の暗殺者,アルタイル(25歳)。若いながらも奥義を究めた暗殺者中の暗殺者「マスター?アサシン」である。  と?は?い?え。これはスタート直後にあっさり分かることなのだが,ゲームにはさらにもう一つ,驚きの設定が用意されているのである。これまで公式のお知らせはなく,あちらのメディアなどにもあまり書かれていない裏設定だ(気がつかなかっただけという可能性も拭い去れないが)。そんでもって,今もあんまり書かれていないようなのでやっぱりここにも書かないのだけど,実はそういう話だったので,いやー,知らなかったなあ。  この設定,熱烈なゲームオタクだというジェイド氏(非公式情報ながら,中毒になった経験ありとのこと)は,もしかしたら1980年代後半にリリースされた,日本テレネットの「XZR」(エグザイル)シリーズのファンなのかも。舞台は中近枻坤罚魅斯膝ⅴ单伐螭膜胜辘坤贰?br>  さて,「アサシン教団」もしくは「暗殺者教団」とは,もともとイスラム教のシーア派のイスマイール派のニザール派(長い!)がハシシ(麻薬)を使って若者をたぶらかし,FF14 RMT,アラブの王朝や十字軍の要人を片っ端から暗殺していったことで有名になった怪しい教団だ。  暗殺者候補の男子を山上の砦に連れ込んで酒池肉林のごちそう責めにし,正気に戻った相手に,今のは天国であり,誰それを殺せばふたたび天国に行けると騙して狂信的暗殺者に仕立て上げるのである。自慢じゃございませんが,私がそんな目にあったら間違いなく騙されるだろうし,その点についてはかなりの自信がある。まあ,ドラクエ10 RMT,どうでもいいですが。もっとも,近年の研究ではニザール派にそういった事実はなく,おおむね19世紀頃に作られたロマンチックな伝説らしいとされている。  ゲームはそうしたアサシン教団の伝説を巧みに使っている。「マシャフ」と呼ばれる土地にある教団本部は険しい山の上に築かれており,大導師アル?ムアリムがアサシン達に命令を下す。教団には厳しい掟があり,ちょっとうろ覚えで申し訳ないが「罪なき人を殺してはいけない」「仲間を窮地に陥れてはいけない」「夜,自転車に乗るときはライトを点けよう」と,なかなか立派な心がけだが,やっていることは有無を言わせぬ暗殺に違いはなく,ムアリムは人格者というより,裏切り者を無慈悲に殺害するなど,どことなく油断のならない人物として描かれている
関連トピック記事:

0 件のコメント:

コメントを投稿